ミルウォーキーで美味しい昼食を食べてから、
さてどうしよう??
特にあてもなくやってきたので、このままシカゴに帰ろうかなぁと思いながら、
Google Mapをいじると…
近くにハーレーダビッドソンの博物館がある…
特にバイクに興味があるわけでも、免許も持っていないのですが、
折角なので寄ってみる事に。
博物館の入り口にはたくさんのハーレーが停まっています。
チケットを買って入場しようとすると、係の人が
”写真は撮っても良いけど絶対に触らないでね~”
中は意外と広く、自転車のレベルから(ホンダもそうですよね)色々と展示してあります。
バイク好き、ハーレー好きの方にはたまらないでしょうね。
エンジンコーナーもたくさんのエンジンが…
この展示コーナーはそれぞれのエンジン音を聞くことが出来ます。
手でハンドルをぐるぐる回して、回転数を上げてエンジン音がどのように変化するかを体感できるものもありました…
低音のお腹に響く独特の音ですよね。
ガソリンタンクを飾ってあるコーナーもありました。
これは単純に綺麗な感じ…
でも全く知識が無いので、残念です…
見たかったのは、先の大震災の津波で海に流出したハーレーが長く太平洋を横断し、
1年後カナダに流れ着いた日本人の方のもの…
これは、発見された時、持ち主にハーレーダビットソン本社が修理して送るとのメッセージがありました。
でも、持ち主の横山さんは、その申し出を丁重に断り、代わりにミルウォーキーのこのハーレーダビッドソン博物館へ寄贈し、展示を希望されたそうです。
様々な想いがあっての事…
このおかげでより多くの人々が先の震災で犠牲になった方や復興に大変苦労されていることを知る事になったと思います。
正直、展示を見ていて涙が出てきそうになりました…
自分の一番好きな映画は、「大脱走」
あのスティーブ・マックィーンがバイクに乗っているシーンはあまりにも有名です。
実は自分はこのバイクはハーレーダビッドソンだと勝手に思っていました。
実際は、英国のTRIUMPH TR6(排気量649CC)だそうです。
全然違う(苦笑)…
それでも、アメリカの古き良き時代から現代までを感じる事が出来て楽しかったですね。
ハーレーダビッドソンを乗っている方なら、この博物館をもっともっと楽しめるんでしょうね。
息子はバイクの免許取ろうかなぁ なんて話していました…