今年大幅に変更されたゴルフ・ルールの中で注目していたのが
ボールを探す時間は3分間と変更された事。
3分間ってカップ麺の出来る時間ですが、お腹が空いているときは長く感じるものの
あっという間ですよね。
これはスロープレー撲滅の一環ですが、暫定球をあらかじめ打っておくという重要な事もありますが、罰打を払って、いわゆる前進4打も認められました。
その分、速くプレーしろという事なんですが…
これがいつまでたってもボールを探している人っていますよね。
ラフが深かったり、ブッシュの中に入ったらかなり正確にボールのあるエリアが限定されていないと、ほぼ3分以内に見つける事は不可能。
それだったら、探す時間ももったいないから、さっさとロストボール宣言して
プレーを再開した方がスマートです。
まぁ、確かにニューボールの一発目で無くなっちゃたら、ショックですが…
そんな中、ヤフー・ニュースを見ていたら谷口徹選手の記事が載っていました。
ゴルフダイジェストの記事の抜粋です。
”初日を1オーバー61位で終えた谷口徹が、大会2日目のスタート前に「体調不良」で棄権した。だが、真相はそこまで単純なものではない。
事の発端は初日の13番(パー5)。谷口のティショットは左に曲がり、林の中に消えていった。深いラフが密集し、同組の選手らと一緒に探したが、球はなかなか見つからない。今年1月から導入された新ルールで、球の捜索時間は3分とされている。そろそろ3分を過ぎたかなと谷口がティグラウンドに戻ろうとしたところ、ギャラリーが球を発見。谷口はその球をプレーしてホールアウトした。
だが、ホールアウト後に谷口は捜索時間が3分を超えていたのではないかと気になったという。誰も正確に時間を計っておらず、ルール上は何の違反も問われなかったが「やっぱり気持ち悪いからプレーできない」と、谷口は翌2日目のスタート前に自ら棄権を宣言した。”
谷口選手らしいエピソードです…
プロは生活が懸かっていますから、1打でも無駄にしたくない…
でも、それ以上にゴルファーとしての気持ちが棄権という選択を取ったんでしょうね。
このこと自体は現場にいたわけでは無いので、コメントのしようがありません…
でも、間違いなく言える事は、一般のアマチュアゴルファーが楽しんでいるラウンドでは、いつまでもロストボールを探しているよりはきっぱりとロストボール宣言を
さっさとしてしまった方が、その後のリカバリーが上手く行きますし、
皆が気持ち良くなること請け合いです。
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