運動に比べて音楽が苦手だった自分ですが、これまで思い出に残っているクラッシックの演奏シーンが3回程あります…
中学生の時の音楽の先生がかなり素晴らしい人で(しかもとても美人でした)、生徒に本物の音楽を聞かせたいと、横浜国立大学の現役学生で構成されたオーケストラ(といっても、中学校の体育館のステージでしたので、その規模です)を招いてくれた時…
誰でも知っている曲という選択で何曲か演奏してくれました…
ベートーヴェンの運命も…
生の演奏にとても感動しました…
時は流れて、2006年の夏…
ボストンで語学研修をしていた時、セッションの合間にタングルウッドでボストンフィルが演奏するんだけど一緒に行かない?って誘われた時です…
特に興味も無かったし、ダウンタウンからバスで2時間以上かかるという事で気が進まなかったのですが、指揮者が小澤征爾さんと言われ、飛びつきました(笑)…
野外ステージで(開放的なホールなので演奏者やある程度の客席には屋根があります)そんなに音も期待できないと思っていたんですが…
白い衣装で現れた小澤征爾さんは指揮棒を持たず、というか途中手も動かさずにアイコンタクトだけで指揮をする時間が結構長くあり、世界のトップとはこういう世界なのかぁと感動しました。
演奏したのはマーラーの交響曲第2番(長年7番だと思っていた(苦笑)、だって知らなかったし)…
もう一つは、NHKの番組(当時の教育テレビ)で都倉俊一さんが解説をしていたクラッシックの番組…
別に普段見ているわけでも無いのですが、その時はたまたま見ていたんですね…
もう何十年も前です… 多分、30年位前?
戸倉俊一さんが今から紹介する指揮者は
運命をとても早く演奏します。注目してください。
といった感じの紹介をしていました。
そして、演奏は本当に速かった…
その後、何年かしてあの指揮者は誰だったんだろうと知りたくなり、NHKに問い合わせのメールを出したところ、返信がありました…
それなのに…
その指揮者をまた忘れてしまった…
それから何年何年も経ちました…
その間、のだめカンタービレでクラシックの世界を少しだけ覗き(自分のクラシックの知識は99%のだめカンタービレから得たもの(苦笑))…
先日、またNHKの番組でパーヴォ・ヤルヴィという指揮者を紹介していました…
作曲家の当時の楽譜を再現すると今の多くの演奏とは曲調が異なるとか…
今は便利な世の中です…
早速、Youtubeでパーヴォ・ヤルヴィのベートヴェン 交響曲第五番 運命を聞いてみました…
これです! (多分)
しかもヤルヴィはとても日本と関係が深い…
間違いないでしょう…
昔、聞いた速いテンポの運命…
思い出せば、若き日の精悍な顔つきが浮かぶようです…
実はカラヤンの運命の演奏と時間をストップウォッチで比べてみました…
やっぱり速いですね(笑)…
ここまで読んでくれて、高速演奏がお好きな方は、剣の舞もYoutubeで検索して見てくださいね…
お腹よじれる位愉快なウィーンフィルの演奏が聴けます…