近所でオイスターの美味しいお店探索を続けています…
海の無い、ケンタッキー州、テネシー州で探すのでレストランのオーナーの仕入れの目利きと輸送・保存方法が重要です。
それとやはり評判が良くオイスターの回転率が高くないと新鮮な牡蠣が期待できなくなりますね。
気軽に食事に活ける範囲として考えると、片道1時間半から2時間が限界…
結局、ナッシュビル方面になってしまうのですが、ネットで調べてみると意外と評判の高いオイスター・バーがテネシーの西の街、マーティン(Martin)にポツンと存在しています…
何でこの田舎町にポツンとオイスター・バーのお店があるのか?
自宅から2時間弱の所ですので、わざわざ訪問してがっかりしたくありません…
なかなかいくきっかけが掴めないでいましたが、ナッシュビルは先日の爆破事件もあり、領事館からも警戒するようにとの連絡が入っている事からこの田舎に行ってみる事にしました。
ビットウィーン・ザ・レイクスを通りながらドライブです…
(後から知りましたが、このMartinはテネシー大学の分校があったりして学生街でもあるようですね)
街の北側からアプローチ…
両サイドは貧しい感じがして少し治安が悪そうで不安になってきます…
これはヤバい所に来ちゃったかなぁ??
と思いながら目的地に到着…
道路の歩道側に無料(コインメーターの設置無し)の駐車スペースが設けられています…
Blue Oak Oyster Bar and Grill
車を降りて見ると、意外と綺麗な街並みでした…
(日が暮れて到着しましたが、このお店の西側は大学があるので雰囲気が良いと思います)
お店は角に小洒落た感じでありました…
入店は17時前でしたが既にお客さんは一杯…
幸いにも待つことなく、テーブルに案内されました…
びっくりなのが店員さんが誰もマスクをしていない…
これはちょっといただけないですね…
(訪れるお客さんは皆マスクをしていましたが)
まぁソーシャルディスタンスは保てているので良しとしましょう…
メニューはこれ…
生牡蠣は時価です…
メニューに書かれている、Blackenedというのは一説には1980年代にルイジアナで生まれたケイジャン料理でポール・プルードという方が溶かしたバターを魚の切り身にたっぷりとスパイスをまぶし煙が出るほど焼いた料理がルーツみたいです…
この料理用のスパイスも売っていて、今は全米のシーフードレストランで人気らしいです(知りませんでした)…
このスパイスは唐辛子も入っています…
私は唐辛子が身体に入ると一気に汗が噴き出すので、間違いありません(笑)…
注文したのは生牡蠣はこれ…
新鮮で身もぷっくりしていました…
貝柱を切っていないので、自分でナイフでカット…
ただ、口の中に殻が少し入るのが減点?です…
お値段は、ダースで14.5ドル…
1個一ドル程度なのでとても良心的です…
(ナッシュビルだと平均3ドル強ですから)
メインは、Blackened Snapper を選択…
フエダイのようですが、スズキといっても良いのか…
白身のお魚です…
奥様は Blackened Tuna をミディアムで焼いてもらいました…
これがどちらも美味しい…
スパイスがたっぷりかかっていながら、身がしっかりとしている食感(新鮮)…
特にTunaは初めての感じの味わいでした…
寿司ネタでもあまりマグロは好きな方では無いのですが、この食べ方はありですね。
ウェイトレスさんも私はこれが一番好きと言っていましたがわかる気がしました…
ライスもBlackened Fried Rice のスパイスの感じが良く、満足…
地方都市にも隠れた名店がありますね…
陽が伸びてきたら街の散策を兼ねてまた訪れようと思います…