アメリカは昨日日本を渡航中止勧告の Level 4 Very High risk の国と指定しました。
それを受けて日本の一部では、アメリカがオリンピックの不参加にする為のステップだと囁かれているようです。
実は、これはそのようなことでは無いと明確に言えると考えています。
というのは、アメリカはCOVID-19に関する対応はそれぞれ独立した機関や組織が判断していて、そこにオリンピックの参加をどうするかを考慮する余地は無いと思うからです。(実際はわからないですけど、個人の感想です(笑))。
「アメリカの渡航リスクを色分けした世界地図」
COVID-19 Travel Recommendations by Destination | CDC
このホームページを見てもわかる通り、アメリカの隣国であるカナダやメキシコも
Level 4 ですし、もっとみれば南北アメリカはどこも同じです。
唯一ニカラグアが Level 4 では無いのですが、これはレポートが無いからわかりません… という事です。
Level 1 は残念ながら中国。 中国からスタートした新型コロナウィルスのパンデミックですが、皮肉な事に今はもっともリスクの低い国になっています。
他にはオーストラリアやニュージーランド、日本の近郊では台湾やベトナムがあります。
こうやって見ると、いくら日本が対策をしても世界各国の選手がちゃんと選抜されてやってこれるかって話で、やっぱりこの夏はオリンピック開催は難しいんじゃないかなぁ?