日本では3回目の緊急事態宣言が発出されました。
大阪を中心とした変異株の猛威と首都東京の感染の再拡大。
ワイドショーでは連日大騒ぎです。
アメリカとの時差の関係で仕事から帰ってくると丁度日本のワイドショーの時間なのでよく見ています。
４月も下旬になり、注目は東京オリンピックを開催するのか？
IOCを始め東京都や国も意地でも開催する方向で動いていますが、どうなんでしょうか？
オリンピックを始めとした様々なスポーツ観戦が好きな立場としては何としても開催して欲しいし、バトミントンの桃田選手や水泳の池江選手には是非一番綺麗なメダルを取って欲しいのですが。
日本の会社のメンバーとTeamsとかで会話しながらコロナの話になった時に情報がちゃんと伝わっていないなぁと思う事があります。
アメリカのワクチン接種は4月18日時点で39.24％とイスラエルの61.81%に次ぐ世界２位となっています。
ワイドショーでも感染者が大幅に減っていると報道していますが、現状は少し違います。
（世界全体では新型コロナ感染者数は減るどころか過去最悪の状況になっています。）
ジョンズホプキンス大学によれば、確かにピーク時の１日の感染者数が３０万人を超えていた１月の初めに比べ２月からは大幅に減り５，６万人まで下がりました。
が、その後は６，７万人の新規感染者が連日出ており、決して終息には向かっていません。
既に感染者数は32百万人を超えワクチンも4割の人が摂取しているにも関わらず、相変わらずこの新規感染者数です。
新たな変異株が見つかったインドでは１日辺りの感染者数が３４万人を超え大変なことになっています。
地球の裏側のブラジルも７，８万人の感染者が減る気配がありません。
実は世界の感染者は4月23日に８９万７千人の新規感染者が出てしまい、データがおかしい昨年の１２月１０日を除くと過去最も多い数字となっているんです。
ワクチンの効果が劇的に作用し感染者が大幅に減っていると報道されているイギリスは、確かに1月8日の６万８千人をピークに４月２３日は２千７百人に減っています。
一方、大騒ぎになっている日本は４月２４日の新規感染者数は５，６０５人。
フランスは３万２千人、ロシア八千７百人、イタリア１万４千人…
オリンピックは世界中の国と地域の祭典です。
日本が非常事態宣言を出して、何とか感染者数を下げても世界の国々は今の日本の状態よりももっとひどい訳ですから大変です。
オリンピックの開幕は7月23日。あと3か月後です。
日本の状況だけを考えて強行した場合、いくら海外からの観客を来ないようにしても大変な事になるんじゃないかなぁ？？
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コロナ感染者（2021年4月24日 4:20PM ジョンズ・ホプキンス大学）
全世界：145,943,305人 （死者 3,091,553人）
米国 ： 32,038,232人 （死者 571,883人）
日本 ： 563,977人 （死者 9,888人）
1年前のコロナ感染者（2020年4月25日 6:31AM ジョンズ・ホプキンス大学）
全世界：2,824,728人 （死者 197,667人）
米国 ： 905,333人 （死者 51,949人）
日本 ： 12,829人 （死者 345人）
