としぼうのエンジョイ・ライフ ゴルフ・グルメ・旅行

ゴルフ、グルメ、スイーツ、旅行に関する日常を公開します。2019年2月より2度目の米国駐在がスタート。

アメリカの卵で卵かけご飯にしても全く問題無し!? 日米でサルモネラ菌の感染率は差が無いようです。でもやっぱり心配かなぁ?

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いつも頂いている色々な種類の卵。

 

鶏だけでなく、ほろほろ鳥や七面鳥の卵はどうやって食べるのが一番違いがわかるのか?

 

いつも思うのは、たまごかけご飯を食べたい!

 

よく言われるのが、鶏の卵を生で食べられるのは、衛生管理をしっかりと行なっている日本以外では、サルモネラ菌の食中毒の危険性が高いということ。

 

アメリカは生食で卵を食べる習慣がそもそも無いので加熱により死んでしまうサルモネラ菌を恐れる必要が無いから管理もしていない!?

 

というのが一般的なアメリカに住んでいる日本人の理解だと思っています。

 

あのロッキーは生卵を何個もジョッキに入れてゴクゴク飲んでいましたけどね(笑)。

 

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(いつも色々な種類の卵をもらっています。同じ種類で揃えてもいいんですけどね(笑)) 

 

 

いつも卵をくれる女性に生で食べる話をすると、

 

“信じられない、気持ち悪い“

 

という反応でした(苦笑)

 

これがアメリカ人の一般的な感覚なのでしょうね。

 

スーパーには値段もピンキリ、何種類の卵パックが並んでいます。

 

よく駐在員の間では、

“あのブランドの卵は生で食べられるよ〜“

とか

“このマークが付いているのは安心だよ〜“

 

などという口コミ?がありますが、どうも怪しい。

 

NJ州に駐在していた15年前は子供もいたので何回か生で食べたり、すき焼きに生卵を使ったりしました。

 

今は、インドネシアの駐在時代からもう国外では食べていません。

 

日本に帰国した時に自宅で食べたり、外出先で朝食で提供される生卵はやっぱり幸せでしたね〜。

 

そもそも日本と海外のサルモネラ菌対策はどう違うのだろう??

 

 調べてみました。

 

卵のサルモネラ菌は、表面に付着している場合(on egg)と卵の中に菌がある(in egg)の両方があります。

 

卵の表面は自分は少し熱湯をかけて洗えば良いと思っていたのですが、これは大きな間違え。

 

卵の殻を通して中に菌が入っちゃうことがあるらしいですね。

 

では、どうやって表面の菌を消毒・洗卵しているのか?

 

何と日本もアメリカも次亜塩素酸ナトリウム溶液で洗浄していました。

 

多少洗卵温度に差があるようですが、基本は一緒。

 

という事は on egg の菌は日米共に気にすることは無い!と言えます。

 

ここで、問題は頂いている生みたて卵はこの洗卵をしていないので危険という事になりますが…

 

そして、卵の中に菌がいる in egg の問題。

 

これもなんと統計上日米で優位差は無い、つまりアメリカの卵も日本と同じ程度の安全性というじゃないですか。

 

じゃ何故アメリカの生卵は危険とおもわれているのか?

 

一番の理由は、やはりアメリカ人が生卵を食べる習慣が無いから!

 

うーん、わかりやすい。

 

そして、洗卵がしっかりと規制されたのは、ここ20~30年位の話でやっぱり on eggの問題はあったようです。

 

そして、2010年(最近の話ですね)にアイオワ州のWright Country Eggという会社が規定を無視して古い卵を賞味期限を偽ったりして(日本でも乳製品の老舗の会社が同じようなことしてましたね)、数千人規模の患者がでてしまい、5億個以上の卵がリコールされる事件が発生。

 

元々、生卵を食べる習慣の無いアメリカ人ですからこれは強烈なインパクトだったでしょうね。

 

2010年は、NJ州にいたんですが、この事件については記憶してないですけどね。

 

さて、結論は日本の卵もアメリカの卵も生で食べる危険性は同程度という事。

 

ここで問題は、同程度に安全とは言えない、つまり日本の卵だって時には食中毒を起こしますよって事です。

 

と頭では理解してもやっぱりアメリカの卵で卵かけご飯は抵抗あるなぁ~。