今回、ツアーチャンピオンシップに行ってきた理由の一つに開催されたコースが上げられます。
イーストレイクゴルフクラブは、2005年からツアーチャンピオンシップの恒久的な本拠地となっています。トーナメントは1998年にイーストレイクで最初に開催され、それ以来20回イーストレイクで開催されています。ツアーチャンピオンシップは、フェデックスカップのPGAツアープレイオフの集大成イベントであり、毎年ポイントリストの上位30人のプレーヤーのみが参加します。
そしてアトランタのコースと言えば、オーガスタナショナル。
その設立者のボビージョーンズのホームコースなんですね。
1930年、28歳で、ボビージョーンズは、全英アマチュア、全英オープン、全米アマチュア、全米オープンの4つの主要なゴルフ大会すべてで優勝しました。いわゆる年間グランドスラムを唯一達成している伝説のプレイヤーです。
ボビーはこの歳に競技ゴルフから引退するのですが、1948年にここイーストレイクでゴルフの最終ラウンドをプレーしています。
面白い話があるのですが、あの雷の中、凧を上げて雷は電気だと発見したベンジャミンフランクリンは、この業績でヨーロッパで大変な人気者でした。このフランクリンとボビージョーンズは、あのスコットランドのセントアンドリュースの町の市民権を取得している二人のアメリカ人になります。
コースについて最初に思ったのは、広い!!
駐車場からのシャトルバスから降りたのが、14番ホールのグリーン脇…
そこから1番ホール迄は完全に反対側…
しかも巨大な池がコースを二分しているので、ショートカットが出来ないのです。
この広さとコースレイアウト、各ホールのアンジュレーションなどこのコースで育ったボビージョーンズは様々な技術を学んだことは容易に想像できます。
ちなみにコースのHPでは、ティの設定が黒、青、緑、金の4つがあり、黒の総ヤーテージは、6,886ヤードでパー72。
それがツアーチャンピオンシップのセッティングは、7,346ヤードでパー70。
こんなセッティングをボビージョーンズはどう感じるんでしょうか?
(8番ホールを歩く松山選手)
(この趣のあるクラブハウスはボビージョーンズの歴史も一杯刻まれているそうです)
日本も含めて世界中に美しいゴルフコースは一杯あります。
このコースもとても美しかったです!!
一度位プレーしてみたいですけど、プライベートコースなので無理ですね( ノД`)シクシク…