2017年11月24日更新
グヌングリス カントリークラブ ガーデンコース
Gunung Geulis Country Club Garden コース Par 35 (ウェスト Out 9ホール)
Bogorの海抜500mに位置するこのコースは、赤道の近くとは思えない快適な気候でゴルフを満喫できます。
名物の30mの打ちおろしでスタートするGardenコースは、初めて訪れた人の心を揺さぶり落ち着いてフェアウェイをキープする事にチャレンジします。
何といってもグリーンの速さを早くつかむこと。
無理をしないで確実なショットを心掛ける事が最も重要な攻略法になります。
各ホールの特徴
- 1H 355m (388Y) Par 4
- 2H 300m (328Y) Par 4
- 3H 170m (186Y) Par 3
- 4H 280m (306Y) Par 4
- 5H 160M (175Y) Par 3
- 6H 475m (519Y) Par 5
- 7H 138m (151Y) Par 3
- 8H 350m (383Y) Par 4
- 9H 425m (465Y) Par 5
- 10. まとめ
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1H 355m (388Y) Par 4
名物30mの打ち下しのスターティング・ホール。
グリーンは、左林の向こう側にあり、ティーボックスからはスタイミーとなります。
飛ばしにこだわるプレイヤーは、果敢にワンオン狙いもあり。
無風で白ティからキャリー250Yでグリーンを捉えられます。
問題は方向。
左の尖がった木の右から5番目辺りが狙い目。
通常、週末のティボックスは右側にあり、青ティからもキャリーの距離は大きく差が無くて大丈夫。
ただし、平日は、左側のティーボックスを使う事が多く、飛距離的には短くなるもののグリーンは木に邪魔をされほぼ狙えない。
正面に見える左側のバンカー方向に220Yのキャリーを打つとベストポジション。
セカンドは100Yを切る。
進行の関係で左右のOBが赤杭に変更されている為、大きくスコアを崩す事は無いものの、ボールを無くしてしまったショックは尾を引きます。
スタートで失敗しないためには、正面フェアウェイに180Yをしっかりと放てば、セカンドはショートアイアンとなります。
セカンドショットは打上げになり、グリーン手前の ポットバンカーが口を開けて待っています。
このバンカーを避けるためにも大きめに打っていきたくなりますが、グリーンが右手前に傾斜していて奥に着けた場合、手前のカップに向かうパットは超高速になります。
グヌングリスCC(Gunung Geulis )の罠はここにあり、この高速パットを打ってしまうと2番以降グリーン上で悩むことになります。
2H 300m (328Y) Par 4
グリーンが正面木の向こう側にあり、フェアフェイを左右に2分している。
どちらを狙うかはお好み次第になる。
ここでドライバーの調子を試すのがお薦め。
左側は打上になるがキャリー230Yで頂上を越え、セカンドがウェッジの距離となる。
乾季の時はそのままグリーンに乗る可能性も。
距離は短いもののやはりグリーン手前にポットバンカーが待ち構えている上にグリーンが左右に広く奥行きが無いため、距離感を試されるホールとなっている。
グリーンは、右手前に大きく傾斜していて上につけるとノーチャンス。
初めてプレーする人はパターでグリーンをこぼしてしまう人が続出。
1番Hに続きGGの罠となる。
ティーショットを右側サイドに打つ場合、200Yで十分。
セカンドはフラットなライからショートアイアンとなり、ポットバンカーもラインから外れるので狙いやすい。
スライサーの方は、正面木に狙いを定めてフェアフェイに戻すのが傷が少ない。
ティボックスから セカンド地点
3H 170m (186Y) Par 3
20 m程度の打ち下し。165Yキャリーでグリーン奥の段を捉える。
奥に下がっている2段グリーンで右に大きく傾斜している為、グリーン左手前に落ちたボールが右奥のグリーン外まで転がっていく。
奥の面にキャリーさせて止める為にはしっかりとスピンをかけたショットが要求される。
ディスタンス系のボールではほぼ止まらない。左手前の面にボールが止まってしまうと高速グリーンの餌食となる。
打下しの為、左に引っ掛けやすいので注意が必要。
2017年5月6日 ホールインワン達成。
4H 280m (306Y) Par 4
打上げ右ドックレッグのPar4。
狙いは正面アンテナ方向。キャリー240Yを打つと突き抜ける。
また、左にが大きく傾斜している為、引っ掛けのショットは奥まで転がり、アンプレアブル、出すだけ等のペナルティを払う必要がある。
右コーナーは、顎の高いバンカー。
砂が締まっている為、比較的打ち易く距離も合わせやすいが避けたい。
セカンドはかなりの打上げのショットとなる。
ティーショットキャリーで200Y センターからウェッジの距離となるので、無理をする必要は無い。
グリーンは2段グリーン。左側に大きく傾斜している為、奥の段に着けた場合、2パットで凌ぐことが困難となる。
多くのプレーヤーがグリーンをこぼし、アプローチをやり直す蟻地獄となる。
4パット、5パットにご用心なホールです。
5H 160M (175Y) Par 3
打上げのPar 3。
ここまで、グリーンで苦労していると精神的にも堪えるタイミング。
見た目以上に登っているので、大き目なクラブでしっかりとグリーンセンターの距離を打っていきたい。
傾斜は左に下がっており、引っ掛け気味のショットは左サイドのバンカーの餌食になる。
右サイドに外す覚悟でバンカーを越えていけば、パーのチャンスが大きく広がる。
6H 475m (519Y) Par 5
フェアウェイが大きく左に傾斜しているパー5。
グリーン手前にクリークが横切っているので、
セカンドでグリーンを狙えるのは、相当な飛ばし屋に限定される。
ティショットの狙い目はカート道路の頂点を狙っていっても問題無し。
セカンドショットは、レイアップとなるが
極端な左足下がりになるので、グリーン前のクリークが大きなプレッシャーとなる。
クリーク手前まで打ってこれれば70ヤードを切る平坦なアプローチショットでグリーンを狙える。
セカンドショットの落とし場所とサードショットの狙いをどうするか?
思い切った決断で迷わずに打っていきたいホール。
7H 138m (151Y) Par 3
Gardenコース3つ目のPar 3。
左バンカー、ハザードが大きく効いている。
カップの位置が右手前の場合、右サイドにグリーンを外しても問題が無い。
比較的素直なグリーン面となり安心である。
カップがティボックスから見てバンカー奥に切られている場合、ピンをダイレクトに狙うとハザードにつかまるケースが多い。
勇気をもってグリーンセンターから右を狙えるかがポイント。フェード系のボールで攻めたい所。
8H 350m (383Y) Par 4
一打目が打上げ、セカンドが打ち下しとなるホール。
キャリー230Y以上であれば、右側バンカーの上からドロー系で攻めるのがベスト。左サイドキャリー260Yで池に捕まる。
グリーンは縦長で右側に傾斜している。
左右にバンカーが待ち構えていて、幅の無いグリーンにより往復ビンタの可能性が出てくる。
セカンドショットは左足下がりとなるが縦の距離の誤差は許容される。
左足下がりから狙った方向に打てるかが要求されるテクニカルなホールといえる。
9H 425m (465Y) Par 5
グリーンまで続く打上げのホール。
目の前に大きく広がる池の視覚効果で上手くティショットが打てないケースが目立つ。池の反対側の土手にボールを打ち込んだ場合、ほぼロストボールになってしまうので、落着いて打っていきたい。
キャリー220Yで右側バンカーを超える。
また、260Yで正面の3本のヤシの木付近まで到達するが、グリーンが砲台となっている為、高いボールでキャリーが出せないとツーオンは狙いにくい。
右サイドはクリークが続き、左サイドも赤杭となっている。
8番ホールで左足下がりを要求され、ここで左足上がりとなり、引っ掛け、プッシュ等のミスの誘発を避けたい。
残り100Yから15m程度の打上げ砲台グリーンで奥はグリーンを外すとすぐに土手となる。
グリーン奥行きは35m弱で高い球でのアプローチが要求される。
10. まとめ
Garden コースの9Hは、戦略性を供給される変化に富んだコースです。
特にグリーンは高速(特に乾季)で初めて訪れる多くのプレイヤーがパットでグリーンをこぼす悲哀と4パット、5パットで心が折れてしまう悲劇を味わいます。
しかし、幾度となくチャレンジしていくと戦略性の高さに心を奪われて行く事間違い無しです!
また、ジャカルタ
近郊のゴルフ場の中では一番多くの花が咲き誇っています。
一年中楽しめる綺麗な花と涼しい気候でゴルフが出来る幸せに感謝ですね。
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