としぼうのエンジョイ・ライフ ゴルフ・グルメ・旅行

ゴルフ、グルメ、スイーツ、旅行に関する日常を公開します。2019年2月より2度目の米国駐在がスタート。

機内で財布から現金だけ抜かれた!!  ~~ 海外旅行の注意 実体験 ~~ 防犯カメラ導入して!

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香港空港に到着して、すぐに両替所に向かいました。

財布を取り出し、札束になっているインドネシア・ルピアを数えないと…

 

と思いながら、両替所のカウンターの前でカバンから長財布を取り出し

開けてみると

 

 

あれ??

 

こちらのサイドにあるインドネシア・ルピアが無い??

 

あれ??

 

諭吉がいない?

 

あれ??

 

毛沢東もいない。。。。。

 

ええええ。。。。

 

目の前から光が消えていく。。。

ちびまる子ちゃんなら顔に線が入っている感じ。。。

 

やられた!!!

 

そうです。

機内で財布から現金だけを抜かれたんです。

 

私は財布は長財布なので、通常カバンに入れています。

特にインドネシアはインフレの為、ちょっとした金額でも財布がパンパンになってしまうのでズボンのポケットとかには入れにくい訳です。

 

また、最近はクレジットカード以外にも様々なカードがあり、

同じように財布の中に入れてあるので余計にパンパンです。

 

そのパンパンの財布をカバンに入れ、ジャカルタ発香港行きの飛行機の座席の上の

荷物入れに入れました。

 

夜行便の場合は、照明が落とされるので財布は手元に置くのですが

今回は日中便。

 

なんとなく気持ち悪かったのですが、

疲労が溜まっていたのと、精神的にイライラが募っていたので

パンパンの財布を手元に持っていたくなかったんです。

 

というのも、エコノミーのシートは狭いので座席に一緒に小さいものも置きたくないですし、前の座席の下にカバンを入れると足の置き場が無くなりますから。

 

飛行時間は5時間ほど。

体調も悪く途中2回程、トイレに立ちました。

この時も少し気にはなったのですが。

 

後ろは中国人。

途中、自分の席を押すようなことが続いたので、

何度も後ろを振り返ったんですよね。

 

その時、何故か後ろの人間が立っていて、後ろを向きながら何かをしていました。

こいつは何やってるんだ??

しかも周囲の人間と話しているのがうるさい。

 

こんな風に思っていました。

 

通常、自分は荷物を上に入れる際に

自分の目線よりも前になるように

つまり座っている時に常に自分が見える位置にカバンを置くようにしています。

 

今回の最初の油断は、

座った時に自分より後ろの位置になった

事です。

 

当然、一番の原因は財布を身から離した事

 

こんな感じです。

 

さて、現金が無くなって一人香港空港に降り立った自分。

クレジットカードはどうも抜かれておらず、一安心。

 

取引先と夕食を一緒の約束だったので、電話をかけ事情説明。

とりあえず、銀行カードでATMから香港ドルを引き下ろしました。

 

せめて、飛行機から降りる前にわかっていれば。。。。

 

そうなんです!

これが手口なんです。

財布はあるんです。

 

中身だけ無くなっている。

これにより財布を開けるまで気づかないわけです。

 

すぐに旅行保険の適用範囲を確認。

残念ながら現金は保険対象外。

 

強盗にあったりすれば対象になるようですが

置き引きの類はダメなんです。

 

実は、シンガポールのチャンギ空港のトイレで同じように窃盗の被害にあっています。

TUMIのバックは片側にオープンのポケットがあります。

ここにiPad miniを入れショルダーにかけながら、男性トイレで用を足している時です。

 

後ろを通った若い男に抜かれたんです。

気付きませんでした。

 

この時は、iPad miniが古くなり、データ容量も全く足りなくなっていたので

買い替えようと思っていた矢先の事だったので、ダメージは最小限でした。

 

この時は幸い海外旅行保険が適用され、それ相応の保険金額が戻ってきました。

参考の為、手続きは以下のような感じです。

 

丁度、日本に帰国する時だったので、

帰国後、日本の警察に被害届を提出。

調書を取られ、調書の管理番号を警察からもらいました。

 

この警察の届けが保険会社に提出する必須のものになります。

保険会社が警察に被害届の内容を確認します。

保証金額は、保険会社が独自の計算方法で算出するようです。

 

自分は警察の事情徴収でiPad miniの相場金額を聞かれました。

(買値では無く、今ならどの位の価値がありますか? と)

この時にいくらで答えたか忘れましたが

保険金額は、この時に応えた額よりも遥かに多く戻ってきました。

 

ですので、警察には自分の思った通りの金額を答えましょう。

 

慣れが最大の敵

 

私は米国駐在を経験し現在はインドネシア駐在をしています。

自分にとっての犯罪は、誘拐、発泡、刺されるといった自分の身が危ないという事に集中していました。

特に米国駐在時代は、全米ワースト3の犯罪都市も近くにあったりしましたし

NYのブロンクスやデトロイト、メキシコ国境のエルパソ/ファーレスや

サンディエゴ/ティファナといった麻薬が絡む超危険エリアも活動の範囲でした。

 

犯罪の匂いは当然感じていて、十分に注意をしていました。

 

ジャカルタではそのような匂いはほとんど感じませんが

アパートを探している時にどうしても危険な香りがする歩道橋があり

そこを通る必要がある素敵なアパートはどうしても選択できませんした。

 

その後、ジャカルタ日本大使館から1年で3回程、この歩道橋で日本人を狙った強盗・窃盗があったので、注意を喚起するメールが届きました。

 

こんな感じで危機意識はあったんですが

今回は、

完全に油断!!

でした。

 

飛行機に乗る皆さんで財布を座席の上の荷物入れに置く方がいらっしゃると思います。

是非、止めるようにしてください。

 

最後に航空会社にお願い。

防犯カメラを導入すれば、簡単に犯人が割り出せる!!!

 

皆さんも気を付けてくださいね。