ゴルフで良いプレーをする為には、しっかりとしたスタンスを取る事は非常に重要です。
特にスパイクはその性能により、ショットへの影響も大きな差になります。
まだ、パーシモンの時代は重いスパイクを選ぶように先輩達に教わりました。
これもしっかりとしたアドレスを取る事を重視したものだと思われます。
その後、クラブやボールの進歩と同様にスパイクも大きく進化してきました。
特にスパイク鋲の変化は大きいですね。
自分が初めて買ったスパイクの鋲はセラミックス製で埋め込まれていた為、
交換不可能なものでした。
ショップの店員さんは、絶対に壊れないから安心だよって言っていましたが
本当に壊れませんでした。
父親は今ではもう見る事も無い、金属の取り換え可能な鋲のスパイクでした。
実はこの金属鋲には憧れていたんですが、
生涯履くチャンスは無くなりました。
いつの頃からかソフトスパイクと言われるものが出始めて、
グリーンを傷める、傷めないの論争も起こりました。
ゴルフ場によってはそのスパイクの種類でプレーを認めないコースもあったりしました。
最近は、スパイク鋲の無くてもしっかりとグリップするので、
人気のモデルも多く出ています。
この辺りは、アメリカの人気プロ フレッド・カプルスの効果も大きいと思います。
実は、アメリカ駐在時代は、テニスシューズでプレーしていた事も多かったです。
テニスシューズなので、裏は真っ平ら…
間違ったスイングをするとツルツル滑るので、
意外と練習の質をあげていたのかもしれないですね。
(ジャンボ軍団のクラフトマンでジャンボのキャディでも有名な小暮さんは
サンダルで練習していますし)。
そんなスパイクの鋲の変遷ですが、
最近はそれこそ千差万別な形状と方式になっています。
特にミズノのスパイクは、履いた時のホールド感とグリップ力がびっくりする感じを受けたことを思い出します。
現在、ジャカルタ駐在で少しストレスを感じることが
スパイクが殆ど売っていない!
という事。
ダイヤルでクルクル回して、締めるBOAシステム搭載のスパイクなど
殆ど見ることがありません。
そうすると、必然と日本で買ってくるわけです。
と言っても、年間100ラウンド以上プレーするゴルフ環境、
年間で数足のスパイクが必要になってきます。
特に1万円ちょっとのスパイクだとすぐにダメになってしまうのと、
やはり3万円以上するものと比較すると見劣りします。
この2年間で5足のスパイクを日本で用意してきましたが、
1足だけインドネシアで購入しました。
メーカーはフットジョイとミズノ。
元々、フットジョイ派でしたが、
一時、ミズノに浮気…
前述しましたが、その性能には驚きを感じたものの、
鋲の替えがインドネシアで売っていない…
日本に帰った時にスパイクを買ったショップで店員さんに確認して
替えの鋲を買ったものの、まさかの方式が違い使えないというショックなことが…
しかも靴底がすぐに剥がれてしまいました(全く同じモデルを2足買いましたが
2足とも簡単に剥がれた…)
そんな事もあり、フットジョイに回帰…
レバラン休暇でツアーモデルと言われるものを買ってきました。
使用して、3ヶ月…
既に鋲はボロボロ。
フットジョイなら替えの鋲はインドネシアでも簡単に買えるとタカをくくっていたところ、このスパイクの鋲の方式が無い…
本当は、2ヶ月も経たないうちに取り換えたかったものの、
そのまま履いてました。
しかし、もうここまで傷むとグリップ力も極端に低下します。
その上、取り外せなく恐れもあり、仕方無く外すだけ外そうと思いました。
ちょっと暇だったので…
やっぱり、土は噛んでるし、穴には小さい砂が入ってしまっていて、
道具が上手く入らない…
取り外すのも一苦労です。
やっぱりこまめに交換しないといけないですね。
(日本ではマメに取り換えていたんだけど)
土が噛んで鋲が取れない時は、水に浸けると比較的簡単に取れます。
シャワールームで作業をしました。
何とか鋲を取るとやっぱり土がいっぱい中に入っています。
歯ブラシでゴシゴシと土を取りますが、完全に綺麗にはならないですね。
さて、苦労しそうな傷みの激しいのは何とか外して、一旦作業終了。
そもそも替えの鋲が手元に無い…
どうしようかな??
とりあえず、しばらくサブ・スパイクで我慢です。
(これBOAじゃなくて、紐なんで…)
一般的なTri-Lokではなくて、Slim-Lok という規格のようです。
どちらも使えると書いてあるのもあるんですが、自分のスパイクにTriーLok ははまりませんでした。
高さが違うんですね。