ビンタン島ゴルフ合宿も無事に終わり、日常に戻りました。
合宿の前日はホームコースのグヌングリス CCで月例に出ていたので、
4日間で合計5ラウンドでした。
ゴルフ環境に恵まれているインドネシアですが、
さすがにいつもこれ程ラウンドすることはできません。
この機会に試してみたことがありました。
ゴルフの楽しみは色々ありますが、
自分はスコアの事を人から言われるのが苦手です。
(人がスコアの話をしているのが聞こえるだけで気が滅入るんです)
上がってナンボ という言葉に抵抗があるのです。
300ヤードも1cmも同じ1打とよく言われますが、
同じ1打??
違うでしょ…
と思うのです。
例えば、同じ200ヤードでも綺麗な弾道で飛んでいく、
それは美しいショットと
ゴロゴロ進んでいく200ヤードが同じとは考えないからです。
競技ゴルファーやプロゴルファーはその通りだと思いますが
趣味の範囲では違う考えがあっても良いかなぁと。
自分が個人的に大切にしている事の一つが
美しい事…
それは、歩き方だったり、身だしなみであったり
クラブのセッティングだったり、
ティの刺し方やボールマークの直し方など
まだまだ、未熟ではありますが、美しくありたいと考えています。
そして、満足できるショットというのは、
ボールを押す事が出来た時、
右手が地面を捉える事が出来た時
です。
そんな事を考えながら、合宿中はショットを打っていました。
合宿中に、より意識して試した事とは…
有名な三觜コーチが提唱されている
うねり
このうねりが出来ると自然とインパクトの時に
松山プロのように
頭が一瞬右を向く事が出来ます。
頭が右を向くインパクトといえば
世界一に輝いた女子プロの二人を思い出します。
ロレーナ・オチョア と チェ・ナヨン
二人共スリムな身体で飛ばし屋でした。
対照的なスイングは、
アニカ・ソレンスタム
ルックアップと言われる特徴的なスイングでしたが
やはり世界一に輝きました。
どちらがタイプも素晴らしい実績があるので
甲乙をつけられないと思いますが、
個人的にはインパクトの瞬間、顔が右に旋回するのがより良いと感じています。
何度か理想的なショットが打てるのですが、
プッシュアウト気味になる事も…
この動きをアプローチでも取り入れてみましたが、
明らかに距離が変わります。
飛ぶんですね。
ヘッドの運動量が変わるんだと思いますが、画像で比較をしていないので
よくわかりません。
この感覚は同じく有名なYoutubeの動画
ジャンボ軍団の教祖宮下氏を見ている方はわかると思いますが…
(彼らが普通にしているヘッドの動きって、他のプロ達とちょっと違いますよね…
グースネックを使っている事も理由かもしれませんが)
ただ、このうねりを取り入れると
しばらく、スコアは停滞すると感じています。
今のショットで、アプローチを磨きHDCPをあげるという方法もありますが、
アプローチ・イップスが完全に治っていない中、
ウェッジ・プレイヤーにはなれそうもありません。
するとやはり、ショット・メーカーとして
HDCP 5下を目指すか…
その為には目先のスコアよりもスイングの完成形を目指すか…
シニアになってからスイングを根本的に直すのも賭けか…
そんな事で悩みを深めた合宿でした(苦笑)。