果物の王様 ドリアン…
残念ながらインドネシアの人々は、マレーシアやタイのドリアンには
負けると認めています。
(マンゴーは一番だと譲りませんが…(笑))
ただ、この季節になるとジャカルタでもドリアン祭りが行われたり、
道端でも至る所で売っています。
面白いもので、ドリアンが美味しい季節は
雨季だと言う人と乾季という人で分かれるようです。
食べ比べていないのでわかりませんが、
雨季の始まりの頃が良さそうな感じ。
今年は少しシーズンが過ぎた?というイメージのようです。
とは言え、食べたくなったので、
ドリアン・ファームに行くことにしました。
ボゴールのサラーク山の麓に近い所で
Kebun Durian Warso Farm
です。
駐車場で車を降りると独特な匂いと大きなドリアンとドラゴンフルーツの像がお出迎えです。
まずは、園内を散策…
家族連れも多く、賑わっていました。
坂道もあり、ゴルフのラウンド後に歩くのは少しシンドイ感じ。
入り口から少し登った所の開けた所にドリアンの木があります。
ドリアンの木は意外と高く、大きなハシゴじゃないと取れないような位置にあるものも多いです。
大きくなってきているものは、紐で落ちないように縛ってあります。
ドリアンのトゲトゲは本当に痛く、数mの所から頭に直撃すると
死んでしまうこともあるそうです。
屋根に落ちると瓦が割れて、屋根も貫通するとか…
椰子の実よりもデンジャラスです。
所々に赤い綺麗な花が咲いています。
よく見ると果物がなっています。
Jambu Jamaika
地元スンダ語では、Jambu Bol
という果物です。
赤くなっている身を取って食べてみました。
これがビックリするほど甘くて美味しい!
今まで食べていたものは、味も無いようなあまり美味しく無いものだったんですが、
これが本当の味なんだと知りました。
園内を一通り散策して戻ってくると…
花/果物の摘み取り禁止
の看板が…
罪を犯してしまいました(苦笑)…
以前、会社のスタッフから取り放題って聞いていたんですがね…
入り口近くのドリアンを売っているコーナーに行き、
楽しみの瞬間です。
BaworとMontongという種類は無いそうです。
これが美味しいんだとか…
ただ、よくわからないので、ガッカリ感もあまりありません。
お店の人が適当に選び、ナイフでカットしてほんの少し味見をさせてくれます。
ローカルの人達は、美味しいと思わなければ、
次のドリアンを切らせます。
自分は、最高の味を知らないので、
どうだ??
と聞かれても返事のしようがありません。
という事で、試食させてもらった最初の2個をお買い上げです(笑)。
二つを食べ比べると味は全然異なります。
ただ、どちらが美味しいかは人によって違うんでしょうね。
ゴルフ場でしっかりと昼食を食べてきましたが、
ガッツリと食べました。
ビールと一緒に飲むとお腹が破裂して死んじゃうと言いますが、
胃のレントゲン撮影の時に飲む発泡剤の方がよっぽどお腹が膨らみながら
死なないので、
迷信です。
ただ、ゴルフのプレー後のビールは控えました(笑)。
食べ終わった、皮の身が入っていた所に水を入れて飲むのが
インドネシア・スタイル?
こうすると臭いが取れるそうです。
面白いですね。
この日の数日前に、この地に竜巻が襲い多くの被害が出ていました。
帰り道、沿線は竜巻で壊れた家の片付けや倒れた木の始末に軍も出ていました。
色々な意味で思い出になりました。