股関節を割る…
迷路脱出のキーワードとなるか…
昨年後半、より効率的なスウィングをしようとしてバックスイングの上げるポジションを若いころのように飛球線後方に伸ばしてみました。
(かなりのアップライトになる)
アイアンの場合、その位置からの切替しも比較的スムースに出来たものの、
結果としてボールに近く立つ癖がついてしまいました。
ボールとの距離は今まであまり考えなくても
スッと立てたものですが
やはり歳を取ったからでしょうか?
最近は、アドレスが決まらない事が多々あります。
(まぁ アドレスが決まればナイスショットはほぼ約束されますけどね)
このスウィング変更の際、少し体重移動の仕方もいじったんですが
これが迷路に入り込む結果となりました。
何しろ、ドライバーが初心者のような大スライスが出るようになったこと。
元々、持ち球はドロー系ですが、見事なまでの大スライス…
昨年のある日、同伴プレーヤーからボールに近すぎる指摘を受けて、
気を付けるようにしました。
それに伴い、トップオブスイングでクラブを倒すようにしましたが
(パッシブトルク)
どうも上手く行かない…
そんなこんなで随分苦労しているのですが、
不振脱出の糸口が見えてきました。
その一つが冒頭に書いた、
股関節を割る
もう一つが
肩を縦に使う
スウィング理論は多くがあり、どれが正解かはわかりませんが、
自分が考えている事の一つに、
肩は回すものではないというものがあります。
特にトップオブスイングで左肩は90° 旋回しますが
そこからインパクトにかけて、
あくまでもイメージは、上がるという事。
(回るという意識は無い)
インパクトの瞬間は、トップで抜重をした股関節が
伸張反射により床反力を使いながら伸びた状態で迎えるのが
飛びのポイントだと考えています。
したがって、この時に左肩が背中側に回っていると
力のベクトルが乱れてしまいます。
調子が良い時の動画を見るとこの動きが出来ていました。
不調になったスイング改造で、アイアンショットの時、
トップから右手掌底をボールにぶつけていくイメージをより強くした結果、
左肩を少し逃がさないと打ちにくかったんですね。
ボールを右に出して、ドローをかければ良いのですが、
アイアンでは少し左から回したい…
この辺りの感覚のずれが生じていました…
それでは、どうするか??
アドレスで若干股関節を割ってみたんですね。
するとドライバーショットの時、トップオブスイングを自然と低くできて
クラブを寝かせやすい…
しかも抜重のタイミングで股関節に既に余裕が出来ているので
床反力をそのままヘッドに伝える動きがスムースに出来る…
結果、思い切り叩いて行ける…
言葉での説明は誤解も生じるかもしれませんが、
コントロールしたフルショットが打ちやすくなった感覚です。
今週は、インドネシア最後のラウンド…
吉とでるか?
凶とでるか?
ゴルフは日々変化との戯れです…