家庭菜園デビューを今年ケンタッキー州のホプキンスビルの片田舎でスタートし、本格的な冬を迎えてきました…
秋冬野菜の種を収穫の時期に合わせて少しずつずらして播種をしたものの、一気に気温が下がったので思ったように育たなかったという感じですね…
秋の期間が短いという事を実感しました…
8月中は連日30℃を超える猛暑…
キャベツや大根、ホウレンソウなど30℃を超えると駄目とあったので少し気温が下がるのを待ちながら、9月初旬から種まき開始…
1週間、2週間とずらして蒔きました…
ただ、10月に入ってくると20℃を超える日はもう少なく、11月には霜も降りはじめ、12月に入ると最高気温も5℃に届かない日も…
最初に蒔いた大根とホウレンソウは立派に育ちましたが、後が少し続かない感じ…
キャベツも同じく最初のものがソフトボール大に結球してきていますが、ずらしたものは収穫まで育つかどうかといったところです…
大根は1週間の種まきの差で収穫を1か月ずらしましたが、二回り以上細い感じです…
ただ、味が全く違う…
11月に収穫したものは、辛い!
12月に入って収穫したものは、辛味が全く無い…
寒締め野菜とも呼ばれる冬野菜特有の味を実感できました…
霜が降り、氷点下になってきたので野菜は葉や根が凍らないように糖分を蓄え身を守ります…
凝固点効果というやつですね…
植物の種類によってこれが出来るものと出来ないものがある事も一目瞭然でした…
オクラは種を採ろうとしていましたが、初霜の日一気に枯れてしまい、種が十分に出来なかった結果になってしまいました(まだ立ち枯れした状態で残していて、芽が出る種になったかわかりませんが)…
ひまわりも育っていましたが花が咲く前にあえなく枯れ、朝顔も11月に入ってから綺麗な花を連日咲かせていながら僅か1日で枯れてしまいました…
その中で元気なのが、大根、ニンジン、ニラ、ネギ、キャベツ、ホウレンソウ、サニーレタス達…
成長は止まってしまっているようですが寒さで枯れてはいません…
連日、霜が降り辺り一面真っ白になっている日が続いている中、ホウレンソウとサニーレタスを初収穫してみました…
これが歯ごたえがしっかりしている上に青臭さが全く無く、とても美味しいです…
来年への教訓は、まだ暑さが続く8月中旬からそれぞれの種を撒き始めないと秋の短いこの土地で成長するのに十分な時間を確保できないという事…
暑さや寒さに強いといった日本野菜の種を日本のように選んで購入する事が出来ないのでそこは我慢して遮光をするなどの対策が必要です…
そういえば、少し早く種を撒いたレタスやホウレンソウは芽が出た後に暑さで枯れちゃったんです…
そんなこんなで失敗や残念な事も多いですが、上手に育った野菜を収穫の時期で味の変化まで実感でき、幸せですね~…