ゴルフをした事のある人なら、誰でも行ってみたいコースがあると思います。
デビュー戦を飾っただけでプレーの機会が無いコースなどある程度の腕になったら再挑戦もしてみたいところです…
個人的には全英オープンが開催されるスコットランドのコース…
エジンバラの地を訪れたいと思っています…
地元の年期の入ったオジサン・キャディか少年のキャディを雇って、悪戦苦闘しながらプレーを楽しんだ後にクラブハウスで一人静かにスコッチを暖炉の前で飲んでみたいのです…
一方、その夢は絶対に叶わないゴルフ場…
それは、マスターズトーナメントが開催されるオーガスタナショナルです…
実は今年、真剣にトーナメントの観戦に行こうとしたのですが、仕事もあり断念しました…
結局、コロナにより秋に延期になったわけですが無観客でした。
オーガスタナショナルゴルフクラブは、どんな雰囲気なんだろう?
近くを通るだけでも行ってみたいと寄り道をしてみました…
トーナメント中継は見ますがあまり街の雰囲気は放送されません…
ですので、イメージは漫画「風の大地」のみ(笑)…
37巻目からマスターズの話が始まりますが、柿の木を削ってドライバーを作った職人が主人公の沖田圭介に会いに来て、ゴルフ場の入り口で座って待っているシーンが印象に強烈に残っていました…
自分も訪れたら同じように座ってみようかなぁ…
まず、目についたのは有名な給水塔…
アメリカは給水塔が至る所にあり、形も様々ですが特に変わったものでもありません…
ただ、AUGUSTAと書かれたこの給水塔を見ただけで満足です…
書かれている建物は Old Goverment House
1801年に裁判所として建設され、今は結婚式場になっているようです…
車で周囲をグルグル…
どこも囲みがしてあって、中は見えません…
車を停めて周囲を少し歩いてみました…
何しろ、歩道の横の芝生が綺麗!
アメリカは基本的にどの街も芝生を綺麗にしてあります…
が、レベルが違う…
この芝生の管理はコースのグリーンキーパーが行っているのかしら?
塀の隙間から中を覗くと綺麗なフェアウェイが見えました…
(レイアウト的にトーナメントで使用されているホールでは無いです)
昔はラフが無い設定だったのすが、タイガーの出現で徐々にラフが深くなっているようです…
今年のマスターズは無観客だったため、普段だったらパトロンが見つけてくれるボールもロストになるケースがありましたね…
歩道の芝とコースの芝が全く同じなのかわかりませんが、雰囲気からいって同じでしょう…
この柔らかい密集したラフにボールが入ったら、ボールを探し出すのは困難です…
ジャカルタのロイヤル・ジャカルタでも感じましたが、プロは何故こんな所から200ヤードの距離を狙って打てるのか意味が分かりませんね…
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車に乗り直して、開いているゲートの入り口に止めて、写真だけ撮ろうとしたら守衛さんがすぐに出てきて、ダメだよ~ って注意されちゃいました…
ここで、写真は撮ってはダメだから、道路の反対の駐車場に車を停めて撮影してって事でした…
ここがいわゆるマグノリアレーンのメインゲート…
風の大地でクラブ職人が座っていた所です…
このシーンが書かれたのは2005年頃…
15年も経ち、周囲の状況も漫画とは随分違って車もビュンビュン走っています…
そもそもこのゲートの左右は遊歩道が切れていて、歩いてアプローチできないようになっていました…
プライベートコースなので、近くから写真を撮るのも憚れたのですが、少しだけ写真を撮らさせてもらいました…
オーガスタナショナルの地を訪れて感じた事…
あまりにも敷居が高すぎて、トーナメント中継をテレビで見る事が最高の幸せだということ…
あの大勢のパトロンと一緒にコースで観戦しなくても良いかなぁと実感した事です…
(全米オープン、全米プロ、全米女子オープンは観戦しました)
やはりいつの日かエジンバラに行き、プレー後のスコッチを暖炉の前で飲む…
これが夢ですね…