インドネシアの鰻は、絶滅が心配される日本鰻に近い味として注目されています。
多くの企業が養殖事業に出資していて、日本にも多く出荷されています。
そんなインドネシアの鰻ですが、ボゴールにも豊かな地下水を利用して
養殖をしている日本人のお店があります。
うなジュール (UNAJOUL)
です。
社長の田中さんが赤塚不二夫のキャラクター、
ウナギ犬にしたかったようですが、断念し、
ウナギとボンジュールをかけた うなジュール にしたとの事でした。
ボゴールにあるのですが、
グヌングリス CCからは、渋滞すると1時間かかってしまうので、
近くのランチャマヤでゴルフをしました。
(ランチャマヤを選んだのは、ここに来たかったからです…)
近くに高速道路も新しく開通し、30分程で到着。
随分と田舎道を通りました。
ビックリしたのは、入り口の坂道…
設計ミスでジャンプ台のような急斜面でした。
3回程トライして、無事車が通過。
怖かったぁ…
お店の方が皆んなお出迎えしてくれました。
敷地は非常に広く(水耕栽培と鰻の養殖をしています)、
奥の方に案内されると、1組だけ日本人の方達が食事をしていました。
すぐにご主人の田中さんが席にやってきて、
マシンガントーク炸裂!!
メニューもお任せしました。
田中さん、強烈な個性の持ち主で、笑っちゃいました。
まずは、敷地内で栽培しているシラタケの天ぷら。
このシラタケは色々な料理に使われていましたが、美味しかったです。
ウナギの骨と頭を揚げたもの。
骨は一般的によく食べることができますが、
頭は珍しいですね。
少し苦味があって、美味しいです。
京都などでは、1個800円位するとか。
色々な話を田中さんとしながら(初対面です)、
係の女の子がインゲンを持ってきてくれました。
お土産ですって…
嬉しいですね。
料理は、ウナギの蒲焼きとすき焼きを絶対に食べてって事でお願いしました。
いくらするんだろう??
待っている間におでんを頂きました。
食べ放題です。
そうこうしていると、蒲焼きが出てきました。
美味しいです。
でも、正直に書きましょう。
やっぱり、日本の鰻には敵わない…
それでも、日本の鰻もピンキリなので、中位かなぁ?
中国産の鰻に比べたら、比べ物にならない位美味しいです。
すき焼きの登場です。野菜も全て自家製のオーガニック、無農薬です。
鰻のすき焼きっていうのは、知りませんでしたが
京都の方は一般的らしいですね。
ダシ汁を入れた後の、醤油、砂糖の味付けは我々が…
鰻を皮の方から入れて、野菜もたっぷりと入れました。
卵は、やはり敷地の鶏が産んだものを温泉卵風に茹でたものを使用…
味はやっぱり美味しいです。
余ってしまったサラダやおでんも一緒に煮込みました。
ダシが出て、いいですね。
デザートはランブータンとスイカ。
残したら料金 3倍というご主人の脅しに、お腹がパンパンになりました(笑)。
食後は、水耕栽培を案内してくださいました。
その前に、ドクターフィッシュに30秒耐えられたら、
無農薬・有機野菜を持って行っていいとの事。
今まで何回か経験があるので、楽勝でクリア。
野菜のお持ち帰り権利獲得です。
収穫した野菜は、日本人駐在員御用達のパパイヤや日本、オーストラリアなどにも輸出されているそうです。
水耕栽培なので、根がウレタンのスポンジに付いています。
そのまま、袋に入れてもらい、持ち帰りです。
この日は帰ってすぐにインゲンを茹でて、そのほかの野菜はサラダとして食べました。
新鮮な野菜はやっぱり嬉しいです。
少し苦みもあるのもありますが、パクパクと食べました。
家族で遊びに行くのに良い場所です。
釣りやカブトムシ(ヘラクレスです)などが取れたり、
子供向けに良いですね…
最後に、アルコール販売の免許がまだ取れていないとの事で
ビールや焼酎を持ち込めば御主人大喜びしてくれます(笑)。