1999年までフジテレビで放送された人気番組、「料理の鉄人」
番組は見たことがなくてもこの料理の鉄人という言葉は流行りました。
その3代目の「和の鉄人」が 森本正治さん。
番組を見たことがないので、当時は知りませんでした。
アメリカでも同じ企画の「アイアン・シェフ・アメリカ」でも鉄人らしい。
この森本さんがアメリカのフィラデルフィアに初めてお店「MORIMOTO」を開店したのが2001年の11月。
アメリカ人の間では結構話題になっていたのですが、個人的にはアメリカの趣向に合わせたお店という先入観があったのでこれまで行ったことがありませんでした。
祝日ということもあり、予約が大変だったのですが、17時が運良く空きがあり予約。
訪問してみたました。
店内はモダンな感じでテーブルの間のアクリル板が色が変わります。
雰囲気に溶け込んでいるので良いデザインだと思います。
お寿司だけ頼むのも味気ないので、おまかせコースをチョイス。
料理が終わってからコースメニューをもらったんですが、それがこれ。
初めて見るキリンビールのラベル。
一品目:茶碗蒸し
これ面白い味でとてもクリーミーです。最後の晩餐のメニューの一つに茶碗蒸しをリストアップしている自分としてはこれはダメですが(笑)、初めて食べる感覚でした。
二品目:トロのタルタル
これまたなんじゃこれ?って感じでユニークです。
お饅頭のようなバンズにソースと塩が添えられていて、自分で饅頭を開いてトロを載せて食べる…
全然、綺麗に食べられない(苦笑)。
味??
うーーん(笑)
三品目:ホワイトアスパラの味噌和え、キャビアを添えて
これが絶品! ウドの味噌和えです(笑)
ホワイトアスパラがウドに変身するとは見事です。
この酢味噌のマスタードのバランスが良くて楽しめました。
四品目:鯛の薄造り
あまり辛くないチリが添えられていて、これも美味しいですね。
これは米人も食べやすいんだろうなぁという感触。
五品目:ズッキーニとロブスター
ズッキーニの花も利用した天ぷら。特に実を薄くスライスしてからの天ぷらは食感もよく、ズッキーニとは思えない。ロブスターはソースが好みじゃなかったなぁ
六品目:アメリカン和牛
これ普通に美味しいです。お皿の色が違うと料理の雰囲気も全然違いますね。
七品目:握り寿司
中トロ・柚子胡椒、ヒラメ・梅塩、海ます・塩昆布、ボタンエビ・柚子とびっ子、カンパチ・塩麹
どれも美味しいです。
ネタの捌き方も回転寿司などと違うので良かったです。韓国系のお寿司屋さんとの違いが分かりますね。
八品目:カシス・バニラのパンナコッタ
酸味が効いて食後のデザートには良いですね。
チョコのボールにブランデーで火をつけて割れていくデザートが人気ですけど、今回は食べられませんでした。
講評:
悪くないです。料理も美味しいと思いますし雰囲気も良いです。
でもね〜
多分、2度目は無いですね(苦笑)。