犠牲祭も無事に終わり、
昨年に引き続き、肉を頂いてきました。
日本人なので、いつも一番良い肉を持って帰るように気を使って頂いています。
彼らが真っ先に聞くのが
尻尾??
そうです。
オックステール
です。
料理方法がわかれば、日本では滅多に手に入らない、
尻尾を1本丸々使えるのですが、
正直、全くわかりません。
希望したのは昨年同様、
タン
それとフィレ肉です。
それはどの部分だ??
ということで、ネットで調べました。
自分も良くわかなかったし(苦笑)。
調べてみると、牛の背中の真ん中辺…
これが解体している牛から選び出すのが困難…
背中の部分をどーーーーんと切ってもらったので、
多分、リブロースとサーロイン辺りになったんだと思います。
それ以外にも赤身の部分を2kgもらいました。
内臓(センマイや心臓、レバーなど)も解体中に綺麗にわかったので
迷いましたが、上手く調理ができないとお腹を壊したり
大変な事になりそうなので、断念。
家に持って帰ってから、処理をします。
屋外で解体しているのと皆んなでバラバラに切っているので
この時点で多くの日本人は受け付けないと思われます…
台所でそれぞれの肉を広げてビックリ。
大きすぎてどうしよう??
まず、リブロースとサーロインの部分を
思い切って半分にカット。
肉の部分は全くサシが入っていないです。
周りのあまり食欲がわかない部分などを包丁で綺麗にカットしていきます。
もちろん、包丁も砥いで良く切れるようにしました。
ステーキ状にカットして、
綺麗にラップに包み、一部は即座に冷凍庫へ。
焼き具合の確認はこんな感じ。
数日分は冷蔵庫に入れました。
熟成肉のように管理が出来れば美味しくなるんでしょうけど、
素人には全くムリなので、新鮮さを優先。
他の部位は、これはもうどうやって処理するかなぁ?
という感じです。
周りの汚い部分をカットしていきます。
この部位が何処だかわからないのですが、
色がより赤身が強い部分でした。
なんとなく、味が落ちそうな感じがするので、
カレーやスープ用にぶつ切りにして、やはりラップに包みました。
クリームスープはこんな感じに…
タンは
中心の部分をカットして、皮も包丁で削ぎます。
根元の部分と舌先は、軽く茹でこぼした後、
皮を削いでラップに包みます。
タンシチューとかを作れば美味しいんでしょうけど、
調味料も良くわからないので、どうしようかなぁ?
今年も犠牲祭の肉を頂き、処理をしながら命の尊さを感じることができました。